水道凍結 アパート・マンション 札幌
2020年の年末年明けにかけて、北海道は冷え込みがかなり厳しく「水道凍結」ラッシュでした。
年末年始で動いてくれる修理業者が少なく、年明け早々管理会社の方々は水道凍結の対応にずっと追われていたところが非常に多かったです。
今回の水道凍結の特徴が、
①氷点下、寒波の日が連日続いた
②水落とししたのに凍った
③たった半日で凍った
④修理業者が全く捕まらない
⑤テナントなどの飲食店等でも水道凍結が多数
特に問題となった点をご紹介させていただきます。
〜〜 水落とししたのに凍った ~~
入居者は水落とししたのに水道管が凍ってしまうことが稀にあります。
入居者としては水落とししたのに凍ったのであれば、凍結に関して事前に防ぐ方法は特に無いです。
留守中に暖房を付けるのは火事の原因となり、決してお勧めは出来ません。
凍結した場合、管理会社・修理業者に連絡する前にとりあえずやってみて欲しいことは、火元に気を付けながら暖房を強めにして部屋を温めることです。
室内や浴室などに点検口がある場合は、点検口を外して暖気が天井裏に行くようします。
もしくは水道管からやや離してドライヤーで温めたり、ぬるま湯を掛けるなどあります。
それでも通水しないのであれば、管理会社または修理業者に頼るしかありません。
そこでその「費用」はどちらが負担するかというので揉めた話しについて、当社に相談の連絡が数件来ました。
このような相談や修理業者を紹介して欲しいという連絡が連日来るのは、本当に珍しかったです。
火災保険で費用を対応出来るのであれば、費用に関しては解決するかと思います。
私が相談受けた方のほとんどが、入居者負担というのが多数でした…。
水落としの方法が甘かった場合もありますが、給水管の勾配が元々悪い・電動水抜操作盤が壊れているなど、入居者ではどうにも出来ない場合もあります。
当社管理物件も水落とししたのに水道凍結したのが1件あり、それは当社が負担しました。
給水管の勾配が悪いなどもありますので、きっちり水落とししたのであれば、費用に関して入居者は負担してなくても良いです。
管理会社の方針や担当者によっても対応が違ってくる場合もありますが、すぐに支払いをせずによく話し合いをしてください。
〜〜 修理業者が全く捕まらない ~~
これだけ水道凍結が頻繁だと修理業者も中々来てくれない、忙しすぎて連絡が取れない業者もおりました。
そのような時は、水道局に連絡をすると修理業者を紹介してくれて意外にすんなりと来てくれる場合もありますので、一度水道局へ連絡するのもありです。
〜〜 テナントなどの飲食店等でも水道凍結が多数 ~~
住居だけではなく、店舗等でも水道凍結があり新聞やニュースで報道されてました。
近くのそば屋さんや歯医者なども凍結で営業が出来ないところがあり、そば屋さんはきちんと水落とししたとのことですが、建物・設備の老朽化が原因だったようです。
凍結の間、営業出来ないことと、業者がいつ来てくれるかがはっきりしないため、開店をいつから出来るかアナウンス出来ないもどかしさがあります。
こういった場合に備えて、休業補償が付いた火災保険に入っておくと良いかと思います。
水道凍結しやすい物件としましては、
・古い建物(断熱材がスカスカなど)
・空き室が多い
・1階が車庫
・住んでいる建物回りに建物が無い(吹きさらしになり冷たい風が建物によくあたる)
・角部屋または北側の部屋
があくまでも例として挙げられます。
新しい物件だからと言って、寒波の強い日が続く場合は水落としは必要です。
私は前職で、テナント・部屋の水道凍結の場面に何回も遭遇しており、大変だった記憶が今でも残ってます。
凍結に限らず、水廻りのトラブル(水漏れ等)に関しては非常に厄介です。
給水管の腐食による水漏れが多い物件は、大家さん側で給水管をほぼ取り替えなどしないと定期的に水漏れしますので、その場合は管理会社にしっかり伝えて対応してもらうようにしましょう。
当社はご来店されなくても、希望する条件を仰っていただければLINEで物件資料を送らせていただき、札幌市内であればご自宅までお迎えに上がりご案内させていただくことが可能でございます。
初期費用や家賃の値引き交渉など出来る限りのことはさせていただきますので、お気軽にお問合せください。
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強引な営業、しつこい電話セールスは一切いたしません。
Akari Estate株式会社
代表取締役 佐藤 幸三
札幌市豊平区平岸4条3丁目5番8号 カプリス豊平公園1F
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